今日は南海浜寺公園駅を取り上げます。
現在、石津川駅−羽衣駅間で高架化工事が進められており、その第1段階として近い内に仮線への移転が予定されています。
この古き良き雰囲気を色濃く残すプラットフォームも、そろそろ見納めです。
レンガ積みのプラットフォーム、時代に合わせて床が高くなってきており、まるで年輪のようです(*´∀`*)
和歌山市駅方面ホーム(1番線・2番線)にある木造の待合室。
洋館風のお洒落なデザインです。
1897年(明治30年)に浜寺駅として開業、そして1907年(明治40年)に辰野金吾による設計で駅舎が建て替えられ、以来110年近くにも渡って愛されてきました。

木造平屋のハーフティンバー様式(北方ヨーロッパの建築様式)が秀麗です。
曳家が行われ、現在はカフェとギャラリーとして活用されています。
浜寺公園駅の仮駅舎。
2016年(平成28年)1月から供用が開始されました。
高架化計画の掲示板。
完成は2028年(令和10年)3月、和歌山市方面の切り替えは2022年(令和4年)末、難波方面の切り替えは2025年(令和7年)末の予定です。
この高架化計画が完了すれば、難波−高石間が完全に高架化されます(*^^*)
高架化によって踏切事故がなくなり、運転見合わせの時間が大幅に減少する事が期待されますね!