今日は大阪・梅田、曽根崎の露天神社です。
別名は「お初天神」、なぜそう呼ばれるようになったかと言うと、江戸時代(1703年)に堂島新地の遊女であった「お初」と内本町平野屋の手代(番頭と丁稚の間、今で言う中間管理職みたいなイメージでしょうか?)「徳兵衛」がこの世で叶わぬ恋を、あの世で叶えるために、この地で心中した事件がありました。
それを近松門左衛門が「曽根崎心中」として取り上げた事で有名となり、それから「お初天神」と呼ばれるようになりました。
社殿。
1945年(昭和20年)に太平洋戦争の空襲で焼失、1957年(昭和32年)に現在のものが再建されました。
主祭神としてえ大己貴大神、少彦名大神、天照皇大神、豊受姫大神、菅原道真公がお祀りされています。
梅新第一生命ビルディング方面からの参道。
ビルの下が参道になっているのは、「積水ハウス不動産関西南御堂ビル」(大阪エクセルホテル東急)を彷彿とさせます。
右側に社務所。
こちらで今回の御朱印を頂きました。
境内末社の水天宮 金刀比羅宮。
主祭神として天乃御中主大神、安徳天皇、大物主大神、崇徳天皇、住吉大神等がお祀りされています。
もう一つの境内末社である開運稲荷社。
主祭神として玉津大神、天信大神、融通大神、磯島大神がお祀りされています。
都心のど真ん中に閑静な神社があるというのが、何とも大阪の歴史の深さを感じます!ヽ(=´▽`=)ノ
また恋人の聖地としても人気があり、カップルが多く参拝していたのが印象的でした。