2018年05月16日

どんどん広がる空港民営化!

こんばんは(^o^)
ここ最近は忙しくて、週末にしか投稿できていません(TдT)

ただ今日は早く上がれたので更新したいと思いますm(_ _)m
福岡空港、南紀白浜空港の空港運営権、その優先交渉権者が決定しました!(≧∇≦)
(優先交渉権者との交渉が決裂しない限りはほぼ運営者決定です)
和歌山県は15日、来年度にスタート予定の南紀白浜空港(白浜町)の運営民営化事業について、東京都の経営共創基盤(冨山和彦・最高経営責任者)が代表する団体を優先交渉権者に決めたと発表した。
民営化交渉者に経営共創基盤 南紀白浜空港」(紀伊民報・2018年5月15日)

福岡空港民営化の手続きを進める国土交通省は16日、第2次審査の結果について、九州電力、西日本鉄道などの地元企業を中心に設立した「福岡エアポートホールディングス」とシンガポールの空港運営会社、三菱商事の企業連合(地場連合)を優先交渉権者に選ぶ方針を決めた。
福岡空港の民営化「地場連合」が運営へ 国交省が優先交渉権者に選定 「活性化策」が決め手か」(西日本新聞・2018年5月16日)

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新しい福岡空港の旅客ターミナル(模型)。
その整備費用も運営権対価から賄われる予定です。

南紀白浜空港は経営共創基盤・みちのりホールディングス・白浜館、福岡空港は福岡エアポートホールディングス・西日本鉄道・三菱商事・九州電力・チャンギエアポートインターナショナル(シンガポール)のコンソシアムにそれぞれ優先交渉権者が決定しました!(≧∇≦)

空港民営化といえば、関空・伊丹・神戸のケースが一番有名だと思われます。
こちらはオリックス・ヴァンシエアポート(フランス)、そして関西系企業約30社によるコンソシアムで設立した「関西エアポート」(神戸空港は関西エアポート神戸)が関空・伊丹は2016年4月から、神戸は2018年4月からそれぞれ運営を始めています(*´ω`*)
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関西エアポートのロゴ


さて、ここまでで「空港民営化が実現した」例と「空港民営化の優先交渉権者が決定した」例を挙げていきたいと思います!(^o^)
なお八丈島空港・但馬空港は既存の第三セクターの空港ビル会社が運営権者として運営しているケースとなるため、ここでは省きますm(_ _)m
「空港民営化が実現した例」(既に民間による運営が開始している例)
その1:関西国際空港・大阪国際空港(伊丹空港)・神戸空港
・空港種別:会社管理空港(関空・伊丹)、地方管理空港(神戸)
・運営会社:関西エアポート(関空・伊丹)、関西エアポート神戸(神戸)
・出資者:オリックス、ヴァンシ・エアポート、関西企業を中心とした30社(南海電鉄・阪急阪神HD・パナソニック等)
・期間:2016年4月1日〜(44年間、関空・伊丹)、2018年4月1日〜(42年間、神戸)
・運営権対価:約2兆2000億円以上(関空・伊丹)、約191億4000万円(神戸)
その2:仙台空港
・空港種別:国管理空港
・運営会社:仙台国際空港
・出資者:東京急行電鉄、豊田通商、前田建設工業、東急グループ4社
・期間:2016年7月1日〜(30年間、最大60年間)
・運営権対価:約22億円
その3:高松空港
・空港種別:国管理空港
・運営会社:高松空港
・出資者:三菱地所、大成建設、パシフィックコンサルタンツ、シンボルタワー開発
・期間:2018年4月1日〜(15年間、最大50年以内)
・運営権対価:約50億円

これを見ると関空・伊丹・神戸の運営権対価の高さが目立つと思います(;-∀-)
しかも日本で初めての空港民営化ですから、尻込みしてしまう企業が多かったのも頷ける結果です(それだけにオリックスの英断は見事!)
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関空の民営化以降、東アジア路線だけではなく東南アジア・ヨーロッパ・北米路線の増加も続いています(*´ω`*)

そして、既に事業者が決定(優先交渉権者選定)まで進んでいる空港を挙げていきます。
「空港民営化の優先交渉権者が決定した例」(優先交渉権者が決定してる段階)
その1:静岡空港
・空港種別:地方管理空港
・運営会社:富士山静岡空港
・出資者:三菱地所、東京急行電鉄
・期間:2019年4月1日〜(20年間)
・運営権対価:約10億円(滑走路修繕費用等を含めると約27億円)
その2:南紀白浜空港
・空港種別:地方管理空港
・出資者:経営共創基盤、みちのりホールディングス、白浜館
・期間:2019年4月1日〜(10年間、延長可能)
・運営権対価:無償
その3:福岡空港
・空港種別:国管理空港
・出資者:福岡エアポートホールディングス、西日本鉄道、三菱商事、チャンギエアポートインターナショナル(シンガポール)、九州電力
・期間:2019年4月1日〜(30年間)
・運営権対価:約4000億円

静岡空港は既に静岡空港の運営を担っている富士山静岡空港株式会社を三菱地所・東京急行電鉄が買収し(既に同社に出資してる事業者も20%程度出資継続)、かつ同社に運営権を設定する少し特殊な形を取っています。

南紀白浜空港は経営共創基盤・みちのりホールディングス・白浜館のコンソシアムに決定しましたが、みちのりホールディングスはバスファンにとってはお馴染みの会社かもしれませんね(*´∀`)
(みちのりホールディングス=岩手県北バス・福島交通・会津乗合自動車・茨城交通・東野交通の親会社)

福岡空港は福岡エアポートホールディングス(福岡空港ビルディングの株主が設立)、西日本鉄道、九州電力が主体となった「地元連合」での運営です(≧∇≦)
それに加えてチャンギエアポートインターナショナル(シンガポール・チャンギ空港の運営会社の子会社)と三菱商事が加わる形です。

関空・伊丹・神戸、福岡に次ぐ注目株は北海道の新千歳空港を中核とした北海道内7空港(新千歳・函館・旭川・稚内・女満別・帯広・釧路)の運営権入札です。こちらは7空港同時で2020年1月15日から7空港のビル運営を開始、順次対象を拡大し2021年3月1日より7空港全体の運営を開始する予定です。
国土交通省や道などは25日、2020年度中に実施する道内7空港の一括民営化で、委託する運営事業者の入札選定方法などをまとめた「募集要項」を正式発表し、公募を開始した。1次審査で最大3グループに絞り、2次審査を経て、来年7月ごろに運営事業者を決定する。
「地元と連携」焦点 入札公募スタート 道内7空港の一括民営化」(北海道新聞・2018年4月26日)

更に広島空港や熊本空港でも準備が始まっており、2021年までに順次民営化が実現する予定です。

ますます広がる空港民営化、特色のある運営に期待ですね(^o^)
DSC_1123.JPG
神戸空港の管制塔
ラベル:空港民営化
posted by 大阪のしろきち at 23:00| 大阪 | Comment(0) | 航空 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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