2019年12月13日

関空第1ターミナル、2025年までに大幅リニューアルへ!

こんばんは!(^O^)/
昨日、かねてから噂されてきた関西国際空港第1ターミナルのリニューアルについて、公式発表がありました!!

この記事は12月7日に投稿した「関空、機能拡大へ!「2025年に4000万人、2030年に8000万人対応へ」」の記事の続報です(^^)
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2025年にリニューアル予定の関西国際空港第1ターミナル(2019年11月撮影)

関西国際空港 T1 リノベーション」(PDF・関西エアポート・2019年12月12日)
関空 空港間競争へ国際線を強化 さらなる投資が課題に」(産経新聞・2019年12月12日)
今回のリニューアルの基本コンセプトは
・国際線キャパシティー拡大
・エアサイドエリアの充実
・旅客体験の向上

この3点です。
まず「国際線のキャパシティー拡大」は国内線のエリアを大幅に移設するところから始まります。
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リニューアル前。
中央部に国内線、北ウイングと南ウイングに国際線が発着するスタイルでした。
北ウイング・南ウイングと国内線の境目の各1ゲートは国際線・国内線共用ゲートです。

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リニューアル後。
国内線は南ウイングに集約、残りは国際線に全振りする形です。

ゲート数はリニューアル前が41ゲート(国際線32ゲート、国内線7ゲート、国際線・国内線共用2ゲート)でしたが、今回のリニューアルで44ゲートに増えます(国際線35ゲート、国内線5ゲート、国際線・国内線共用4ゲート)。
国内線のゲート数は現状を維持するものの、国際線重視のレイアウトになっているのが分かります。
2018年度利用者数の2940万9000人の内、国際線は約8割の2289万6000人を占めています。

国内線のエリアを大幅に移設し、国際線のエリアを拡張するのに合わせ、ターミナルのレイアウト構成はかなり変わります。
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T1リノベーション後の際内構成(フロア構成)http://www.kansai-airports.co.jp/news/2019/2778/J_191212_PressRelease_T1renovation.pdf(PDF)より)

【リニューアル前のフロア構成】
・4階:国際線チェックインエリア
・3階:レストラン・ショップ、国際線出国エリア、出国審査場
・2階:国内線出発・到着エリア、国際線搭乗ゲート、入国審査場
・1階:国際線到着エリア

際内乗り継ぎを重視したレイアウトでしたが、リニューアル後は国際線利用者を重視したレイアウトに生まれ変わります。
【リニューアル後のフロア構成】
・4階:国際線チェックインエリア
・3階:出国審査場、入国審査場
・2階:国内線出発エリア、国際線出発エリア、国際線搭乗ゲート
・1階:国際線・国内線到着エリア

3階のレストラン・ショップフロアを無くし、入国審査場を2階から3階に移設します。
更に4階の国際線出発エリアの保安検査場も拡張しスマートレーンを22台導入、迅速かつストレスフリーな検査が実現します。
(スマートレーン、実は今年の夏のバンコク旅行のときに体験しましたが、メチャクチャ早いです。。。)

そして、エアサイドエリアの充実と旅客体験の向上は密接したものと管理人は考えていますので、一緒に取り上げます。
やはりこれの目玉は「ウォークスルー型の免税店」導入でしょう!
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リニューアル前の2階フロア。
国内線出発エリア・到着エリアになっていますhttp://www.kansai-airports.co.jp/news/2019/2778/J_191212_PressRelease_T1renovation.pdf(PDF)より)

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リニューアル後の2階フロア。
国内線出発エリアが南側に寄せられ、国内線到着エリアがウォークスルー型の免税店と物販エリアに振り返られますhttp://www.kansai-airports.co.jp/news/2019/2778/J_191212_PressRelease_T1renovation.pdf(PDF)より)

国内線エリアも商業エリアが大幅に拡充されるなど、国際線利用者だけに恩恵があるリニューアルではないことが分かります(*^▽^*)
3階フロアに国際線ラウンジが移設され、上級クラス(ファーストクラス・ビジネスクラス)利用者にとっても満足のいくリニューアルになりそうな気配がします。
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第1ターミナル4階国際線チェックインカウンター(2019年12月撮影)。
このエリアも雰囲気が変わりそうです。

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第1ターミナル4階国際線チェックインカウンター(2019年12月撮影)。
リニューアルに先駆けて改修工事が実は進んでいたりします(*´∀`*)


2階フロアに配置されるウォークスルー型免税店を核とした国際線出発エリアは従来よりも60%面積が拡大されます。
商業施設・飲食店舗も充実化が図られ、このあたりは大幅に雰囲気が変わるのは間違いなさそうです。
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2階の国際線出発エリアは4つのエリアにゾーニングされ、様々な雰囲気が楽しめるように工夫が施されますhttp://www.kansai-airports.co.jp/news/2019/2778/J_191212_PressRelease_T1renovation.pdf(PDF)より)

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2階国際線出発エリアの完成イメージ図http://www.kansai-airports.co.jp/news/2019/2778/J_191212_PressRelease_T1renovation.pdf(PDF)より)
今までの雰囲気とは大きく違います。

第1ターミナルのリニューアルスケジュールは以下の通りになります。
2020年末から2025年の大阪・関西万博にかけてリニューアル工事が進んでいきます。
【工事スケジュール】
・2019年〜2020年末:設計・調整
・2020年末〜2022年初旬:新国内線エリア増築・改修本館、3F国際線到着動線の増築
・2022年初旬:新国内線エリア供用開始
・2022年初旬〜2023年中旬:2F国際線出発エリア(中央)の新設、2F一般エリア商業の新設
・2023年中旬:2F国際線出発エリア中央供用開始
・2023年中旬〜2024年中旬:4F保安検査場エリアの増築、3F国際線ラウンジの新設
・2024年中旬:新保安検査場・3F国際線ラウンジ供用開始
・2024年中旬〜2025年初旬(大阪・関西万博開幕前):2F国際線出発エリア(南北)の新設
・2025年初旬(大阪・関西万博開幕):2F国際線出発エリア南・北供用開始

2025年の大阪・関西万博の開幕に間に合わせるべく、工事が進んでいくスケジュールになっています!
この工事がすべて終わった後、国際線のキャパシティは第1ターミナルと第2ターミナルを合わせて4000万人に増えます。

リニューアル工事の発表に関する記者会見で関西エアポートの山谷社長は「次の(総旅客数の)目標は年間5千万人」と述べましたが、私としてはそれも直に超えてしまうのではないかと思います。
前述の産経新聞の記事では「関空の第1ターミナル改修は、大阪・関西万博開催などを控え、ターミナルの規模をそのままにフロア構成を変える急場しのぎにもみえる。万博閉幕後も観光客は増え続けると予想され、競争力をつけるには第1ターミナル改修だけでは不十分だ。」とありますが、私も全く同じ考えです。

やはり総旅客数8000万人を達成するためには第2ターミナルの大幅拡張や第一期と第二期を結ぶ誘導路増設は避けて通れないのではないかと考えます。
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第1ターミナルの国内線出発エリア(2019年10月撮影)。
この辺りは2021年から2023年にかけて雰囲気が変わりそうです。

とはいえ、まずはこのリニューアルを成功させることが先決なのは間違いなさそうです(*^▽^*)
そのリニューアルを行う中で、しっかりと8000万人に向けたアクションを取ることこそが重要になってくると感じます。

関西エアポートの本気をこのリニューアル計画で是非、発揮してもらい、大阪や近畿圏・西日本のゲートウェイ、いや日本のゲートウェイとして飛躍してもらいたいですね!(^o^)/
posted by 大阪のしろきち at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | 航空 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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