昨日の続き、和歌山県伊都郡かつらぎ町にある堀越観音(堀越癪観音)を詳しく取り上げていきます。
この堀越観音は役行者が彫ったとされる「十一面観世音菩薩」を御本尊とし、666年(天智天皇四年)に開創しました。
なぜ「癪観音」と呼ばれるかといえば、役行者が癪病を患った母の回復を願って御本尊を彫ったからとされており、特に腹部の病気に御利益があるようです。
役行者像。
レンガ積みの焼却炉か竈か?
今どきなかなか見られない貴重なものです。
観音堂。
この中に御本尊が安置されており、こちらで疫病退散を祈願しました。
少し石段を上がった所に護摩堂と子安観音があります。
正直、どっちがどっちか忘れました(´;ω;`)
石段上がって手前側です。
こちらは奥側。
そして手前側と奥側の建物の間で「柴燈大護摩供」が毎年5月に執り行われています。
茅葺屋根って、ほんとにいいですね!(*´∀`*)
そして寺務所も茅葺屋根。
このお寺は代々向井家が住職を務めているそうで、美しく維持されていることに敬服です。
今回は生憎写真には納めていませんでしたが、ちょうど山茶花が見頃を迎えており、しばし美しい花に見とれていました。
「花より団子」ではありませんが、この堀越観音の周りには2件の飲食店があり、それぞれスパイスカレーのお店と石窯ピザのお店があります。
今度行く際には「秘境のレストラン」でスパイスカレー、もしくは石窯ピザを味わってみたいと思いました(⌒▽⌒)