「【空想旅行記】コロンビアの大阪・メデジンを歩く」は3日目、いよいよメデジンの街を歩いていきます。
朝、マリアさんとホテルで合流し、メデジンメトロでアセヴェド駅へ。
アセヴェド駅からはメトロカブレ(ロープウェイ)に乗って、しばし空中散歩を楽しみます。

ロープウェイが公共交通として機能しているのが興味深いですね!
景色も抜群!(画像はhttps://commons.wikimedia.org/wiki/File:L%C3%ADnea_K_(Medell%C3%ADn_Metrocable)_02.jpg(タイトル:Line K of Metrocable of Medellín, Colombia、著作者名:Bernard Gagnon)より引用)
終着駅のサントドミンゴ・サビオ駅で一旦降ります。
マリア「駅の周りだけ撮っていいけど、後はダメだにゃッ!」
私「(確かに日本人がいると浮くよな・・・・・)」
サントドミンゴ・サビオ駅舎。
ロープウェイを地下鉄にしたらこうなるんだなと思います。
そこからもう一本メトロカブレに乗り換えて、アルヴィ駅へ。
メデジンを一望できるスポット「アルヴィ公園」、ここからはガイドのジョアンさんとの3人でハイキングを楽しんでいきます。
駅周辺にはレストランもあります。
何とも「南米!」という雰囲気です。
道中、野生のリス(もふもふ!)やキレイな蝶と出会いつつ、久方ぶりのハイキングを楽しみました。
更にアスレチックもあり、日頃の運動不足を恨みつつ汗を流した後は・・・・・
ガイド(ホントはスペイン語ですが翻訳済みということで)「今日は私の知り合いのレストランのオーナーに作ってもらいました!」
私「これはチョリソーと野菜のサンドですなっ!」
マリア「ご名答! じゃ頂きましょうか(^^)」
汗水たらした後の昼食は格別、そして食後はコロンビア名物のコーヒーで一服。
昼過ぎにアルビ公園からメトロカブレでアセヴェド駅へ戻り、サンアントニオ駅まで乗車。
サンアントニオ駅から乗り換えて終点のサン・ハビエル駅へ。
サン・ハビエル駅周辺。
喧騒がまるで道頓堀のようです。何とも言えない熱気です。
マリア「これから連れて行くところはまるで迷路だから、私から離れないでね(^^)」
私「あ、はい」
マリアさんの後ろに付いていき、途中寄ってくる男を格闘技で交わしながら、たどり着いた先は・・・・・
グラフィティと!
絶景の街・「コムーネ13」でした。
かつてこの場所の治安は最悪で、殺人事件は日常茶飯事という世紀末な形相だったそうです。
マリアさん曰く、「私の家では悪いことをすると『コムーネ13に置き去りにするぞ』なーんて言われてね^^;」というレベルだったそうです。
転機は2008年以降、坂がちのこの街に無料のエスカレーターが設置されたり、家々の壁面に色鮮やかなグラフィティが施されたりと街の雰囲気を一変させる出来事がありました。
今やこの街はメデジン有数の観光スポットであり、世界中から観光客が訪れます。
やはりアートのある街はいいもんです。
この日の夕食はマリアさんの行き付けの日本食レストランで、蕎麦とお寿司を堪能しました。
そしてカラオケで私は「魂のルフラン」、マリアさんは「真実一路のマーチ」を熱唱し、大いに客席を沸かせたのでした・・・・・
次回はいよいよ最終回!
4日目は夜の飛行機までのタイムリミット、お土産とあとどこへ行こうかな?


経済が良くなると治安が良くなるのか
治安が良くなると経済が良くなるのか
どちらもありだと思いますが、大阪と何となく似てますね。もちろん治安の度合いは違いますが。
インバウンドが加速する前、あいりん地区が観光地になるなんて誰も想像しなかったでしょうし。
メデジンを見ていると大阪の改革を思い出してきたので、今回は「コロンビアの大阪」と呼ぶことにしました。
あいりん地区も新世界に近いという地の利を生かしてますしね。