前編では施設の全体構成を取り上げましたが、今回は「いこーれ新宮」の詳細を出していきます。
最も高いホテル棟は「新宮のシンボルタワー」的存在となりそうです。
【1.ホテル棟】
・建築面積:700平方メートル
・延床面積:9800平方メートル
・階数:地上14階
・フロア構成
14階:レストラン・展望浴場
3階〜13階:客室
2階:カフェ・会議室
1階:ロビー・ショップ
ホテル棟は新宮市内で初となる「全国チェーン」のホテル誘致を想定しています。
【2.商業・交流・鉄道駅棟】
・建築面積:1890平方メートル
・延床面積:9450平方メートル
・階数:地上5階
・フロア構成
5階:飲食店(2店舗)、展望室
4階:貸事務所、シェアオフィス、コワーキングスペース
3階:新宮市立交流センター(会議室・調理室・和室)
2階:新宮市立交流センター(ロビー・託児所・事務所)
1階:JR新宮駅、観光案内所、お土産ショップ、カフェ、コンビニエンスストア
商業・交流・鉄道駅棟。
最上階の展望室からは太平洋が眺められます。
また1階のお土産ショップでは熊野エリアの逸品、2階〜3階は交流センター。4階はスタートアップやIT企業をターゲットにしたオフィスフロアです。
【3.バスターミナル棟】
・建築面積:890平方メートル
・延床面積:1780平方メートル
・階数:地上2階
・フロア構成
2階:事務所(熊野御坊南海バス・三重交通)、待合室
1階:バスのりば、乗車券売り場(熊野御坊南海バス・三重交通・奈良交通)、観光案内所、飲食店(2店舗)、お土産ショップ
熊野古道方面へのゲートウェイになるバスターミナルです。
【4.駐車場棟】
・建築面積:1445平方メートル
・延床面積:4335平方メートル
・階数:地上3階
・フロア構成
3階:駐車場
2階:駐車場
1階:駐輪場、スーパーマーケット
1階にはスーパーマーケットを設け、地元住民のニーズを満たせる形にします。
新宮は世界文化遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」のゲートウェイとして、熊野速玉大社や神倉神社・阿須賀神社といった素晴らしい観光資源があります。
それらを活かし街の発展を助けていくのが、この計画です。

