2022年04月13日

桜の名残を求めて「談山神社(前編)」

こんばんは!(*^^*)
4月某日、バイクを走らせて奈良県桜井市の談山神社へ、今年最後になるであろう「花見」をしてきました。
中之島から泉佐野(水呑地蔵)・阪南(山中渓)、そして奈良の談山神社へ。

阪神高速湾岸線から堺泉北道路、近畿道、南阪奈道路を走り、石舞台古墳の脇を通り抜けて、ヘアピンカーブと棚田が素晴らしい奈良県道155号線を走り約1時間半で到着です。
DSC_0645.JPG
門前町には土産屋が並びます。
ちなみに今回のお土産は焼き餅です。神社と焼き餅は縁が深いようですね。

DSC_0669.JPG
風情のある手水舎。

DSC_0681.JPG
立派な赤鳥居。

入口の受付で拝観料を支払い、御朱印もお願いした後、境内へ入っていきます。
DSC_0682.JPG
夫婦松。
上で分かれているのを夫婦に見立てて夫婦松?

談山神社は藤原氏の始祖である中臣鎌足(藤原鎌足)を弔うために、墓を摂津から移してその上に十三重塔を建立したことが始まりとされています。
それが678年(天武天皇7年)、鎌足の長男・定恵(僧)によるものでした。
DSC_0694.JPG
神廟拝所。
元は妙楽寺の講堂として建てられ、内部は秘仏の談峯如意輪観音菩薩坐像が安置されています。

元々は神社ではなくて、「妙楽寺」として創建され、後に926年(延長4年)に総社(惣社)が創建し「談山権現」として勅号が下賜されたことから神仏習合が進みました。
DSC_0687.JPG
素晴らしい八重桜が神廟拝所の隣に・・・・・
DSC_0692.JPG
八重桜、綺麗ですな(*´∀`)

1869年(明治2年)、やはり神仏分離令によって妙楽寺から、現在の「談山神社」に名を改めました。
しかし境内は神社というより寺の雰囲気の方が色濃く、独特の風情を醸し出しています。
主祭神は藤原鎌足公、この神社の名前の由来は中臣鎌足と中大兄皇子が、この神社が所在する多武峰で「大化の改新」の話し合いをしたことから「談い山」と呼ばれ、それが転じてのことです。
DSC_0729.JPG
総社拝殿。
桜とのコントラストが素晴らしく、唐破風がお見事です。

DSC_0706.JPG
総社本殿。

DSC_0795.JPG
国内どころか世界唯一の「十三重塔」。
実際は二重が失われてしまっていますが、それを差し引いても迫力があります。

DSC_0797.JPG
談山神社、今回は一本の記事で纏めるのが勿体ないので前後編にします!

後編では本殿や拝殿、そして色々取り上げていきます(*´∀`)
ラベル:談山神社 桜井市
posted by 大阪のしろきち at 00:00| 大阪 | Comment(0) | 寺社仏閣巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]