今日は関西国際空港(地元!)で計画中の「 海上保安庁関西空港海上保安航空基地拡張計画」を取り上げます。
関西空港海上保安航空基地は海上保安庁版の特殊部隊「特殊警備隊」の本拠地であり、また広大な日本の海域をカバーする重要な基地の一つとして機能しています。
近年の国際情勢の激変の影響からか、機能拡大が検討されているようで「関西空港海上保安航空基地増築等設計業務」として2025年度第2四半期に設計業務の発注が予定されています。
【概要】(https://www.kkr.mlit.go.jp/news/top/press/rirsjh0000004bkc-att/20250401-4koujigyoumukouhyou.pdf(PDF)より)
格納庫
・構造:鉄骨造
・規模:4,263平方メートル
庁舎
・構造:鉄筋コンクリート造
・規模:813平方メートル
訓練施設
・構造:鉄筋コンクリート造
・規模:1,442平方メートル
既存庁舎格納庫
・構造:鉄筋コンクリート造
・規模:3,561平方メートル
増築予定地。
こちらに建設が予定されています。
ヘリポート。
既存庁舎・格納庫。
増築部が完成すると2倍以上の規模になる予定です。
4機分、小型機が駐機できるスポットが。
こちらの基地ではサーブ340Bが2機、ユーロコプターEC225LPが2機配備されていますが、増築にあわせて羽田航空基地のように小型ジェット機が配備される可能性も出てきそうです。

