大盛況の大阪・関西万博もいよいよ最終盤、連日20万人の観客が押し寄せて、別れを惜しむかのようです。
かくいう私も9月下旬、7時前に大阪・関西万博会場の東ゲートに到着。
9時の枠がたまたま運良く取れて、この機会を逃すまいと2時間も待ったわけです・・・・・・
9時の枠をもってしてもクウェートは厳しく、一番印象に残っていたオーストリア館に入ることに。
オーストリア館全景。
この螺旋状の装飾が記憶に残ります。
楽譜をイメージしているそうです。
モーツァルトを生んだ音楽の国・オーストリア。
実は音楽以外にも素晴らしい姿があるそうで・・・
展望台もありますが、この日は閉まっていました。
音楽大国オーストリア、音楽大学が北海道程度の面積に9箇所もあります。

まずは自動演奏のピアノの演奏と共に日本とオーストリアの絆を目にします。

神奈川沖浪裏の浮世絵をあしらっています。
実に素晴らしい音色でした。テーマは「未来を作曲」とだけあって、音楽が深く関わるパビリオンです。
今回の万博のテーマである「いのち輝く 未来社会のデザイン」を参加国ごとに解釈し、オーストリアは音楽を通じて未来社会を訴えていく印象を受けました。
ピアノの音色を聞いたら、タッチパネルディスプレイとオーストリアが誇る著名人のメッセージの部屋に。

オーストリア=音楽や、オーストリア=チロルというイメージがありますが、それだけじゃないオーストリアを積極的にアピールしている印象です。

昨今の世界情勢を鑑みると、実に重い言葉です・・・・・
世界は相変わらず乱れていることを感じます。
またAIによる似顔絵コーナーもありましたが、そこは恥ずかしがり屋なのでパスして・・・・・

AIとの協調で作曲が楽しめるコーナー。

なぞって作曲する形です。
なかなか楽しい!

そして出来上がった曲は大画面とともに・・・・・
AIとコラボレーションした作曲体験とAIによる似顔絵、子どもには間違いなくウケるパビリオンの一つと感じます。
オーストリアといえば音楽だけじゃないというのも少しは理解できたような気がします。
(そういえば空港の消防車で有名なメーカーもオーストリアでしたね!)
明日はチェコ館を再び見て回ります。

