今日は当ブログでは初めて関東(首都圏)エリアの再開発を2つ取り上げます。
まずは「横浜市旧市庁舎街区活用事業」から!
かつて横浜市役所として使用されてきた土地を三井不動産主導で再開発を行うものです。
(出典:JR「関内」駅前に「横浜市旧市庁舎街区活用事業」着工 旧市庁舎行政棟を保存・活用し、横浜の歴史や文化を継承 「新旧融合」の新たな街が2026年春グランドオープン (三井不動産・2022年7月12日))
【建築計画のお知らせ】
・敷地の地名地番:横浜市中区港町一丁目一番地他
・名称:(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事
・用途:事務所・店舗・ホテル
・工事の種類:増築工事
・敷地面積:16,523平方メートル
・建築面積:10,439平方メートル
・延べ面積:128,567平方メートル
・高さ:169メートル
・構造:S造・一部SRC造
・住戸数:0戸
・駐車台数:242台
・階数・棟数:地上33階、地下1階、2棟
・着工予定年月日:2022年7月1日
・完了予定年月日:2025年12月31日
・建築主:鹿島建設株式会社、京浜急行電鉄株式会社、第一生命保険株式会社、株式会社竹中工務店、株式会社ディー・エヌ・エー、東急株式会社
・設計者:鹿島建設株式会社一級建築士事務所、株式会社竹中工務店東京一級建築士事務所
・工事施工者:鹿島建設株式会社横浜支店、株式会社竹中工務店横浜支店

完成予想図(画像は出典より)
【タワー棟フロア構成】
・12階〜33階:オフィス・大学
・11階:スカイロビー
・9階・10階:機械室
・2階〜8階:ウェルネスセンター・新産業創造拠点・エデュテイメント・商業
・1階:駐車場・オフィスエントランス
タワー棟にはオフィスの他、大学が入居する他、新産業創造拠点として「コワーキングルーム・イベントスペース・ミーティングルーム・小規模オフィス」を整備し、一般社団法人Stellar Science Foundationとの連携で次世代の研究者の発掘・支援を行い新産業の創造に貢献する仕組みです。
隣接する横浜スタジアム。
エデュテイメント施設はタワー棟の3フロアで構成され、ディー・エヌ・エー(DeNA)が主体となって運営します。遊びとテクノロジーの融合で楽しみながら学べる。どんな事が学べるかはまだ分かりませんが、DeNAなので期待はできそうです(*´ω`*)

エリア配置図(画像は出典より)
横浜スタジアムともペデストリアンデッキで接続します!
ライブビューイングアリーナもDeNAが運営し、隣接する横浜スタジアムとの相乗効果は期待できると感じます。
関内エリアと言えば横浜中華街・横浜スタジアムという「エンターテインメント」では優れたエリアですから、OMO7の誘致にしても三井不動産はいいセンスをしていると思います。
旧横浜市旧市庁舎の行政棟は保存され、星野リゾートが運営する「OMO7横浜 by 星野リゾート」としてリゾートホテルにリノベーションされる予定です。
すでに基礎工事が進んでいます。
横浜でも2027年(令和9年)に横浜花博が予定されていますから、その頃の開業というのがタイミングとして素晴らしいですね!






