2022年11月17日

関内エリアが大変身!「横浜市旧市庁舎街区活用事業」

こんばんは!(*´ω`*)
今日は当ブログでは初めて関東(首都圏)エリアの再開発を2つ取り上げます。

まずは「横浜市旧市庁舎街区活用事業」から!
かつて横浜市役所として使用されてきた土地を三井不動産主導で再開発を行うものです。
(出典:JR「関内」駅前に「横浜市旧市庁舎街区活用事業」着工 旧市庁舎行政棟を保存・活用し、横浜の歴史や文化を継承 「新旧融合」の新たな街が2026年春グランドオープン (三井不動産・2022年7月12日))
【建築計画のお知らせ】
・敷地の地名地番:横浜市中区港町一丁目一番地他
・名称:(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事
・用途:事務所・店舗・ホテル
・工事の種類:増築工事
・敷地面積:16,523平方メートル
・建築面積:10,439平方メートル
・延べ面積:128,567平方メートル
・高さ:169メートル
・構造:S造・一部SRC造
・住戸数:0戸
・駐車台数:242台
・階数・棟数:地上33階、地下1階、2棟
・着工予定年月日:2022年7月1日
・完了予定年月日:2025年12月31日
・建築主:鹿島建設株式会社、京浜急行電鉄株式会社、第一生命保険株式会社、株式会社竹中工務店、株式会社ディー・エヌ・エー、東急株式会社
・設計者:鹿島建設株式会社一級建築士事務所、株式会社竹中工務店東京一級建築士事務所
・工事施工者:鹿島建設株式会社横浜支店、株式会社竹中工務店横浜支店

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完成予想図(画像は出典より)

【タワー棟フロア構成】
・12階〜33階:オフィス・大学
・11階:スカイロビー
・9階・10階:機械室
・2階〜8階:ウェルネスセンター・新産業創造拠点・エデュテイメント・商業
・1階:駐車場・オフィスエントランス

タワー棟にはオフィスの他、大学が入居する他、新産業創造拠点として「コワーキングルーム・イベントスペース・ミーティングルーム・小規模オフィス」を整備し、一般社団法人Stellar Science Foundationとの連携で次世代の研究者の発掘・支援を行い新産業の創造に貢献する仕組みです。
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隣接する横浜スタジアム。

エデュテイメント施設はタワー棟の3フロアで構成され、ディー・エヌ・エー(DeNA)が主体となって運営します。遊びとテクノロジーの融合で楽しみながら学べる。どんな事が学べるかはまだ分かりませんが、DeNAなので期待はできそうです(*´ω`*)
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エリア配置図(画像は出典より)
横浜スタジアムともペデストリアンデッキで接続します!

ライブビューイングアリーナもDeNAが運営し、隣接する横浜スタジアムとの相乗効果は期待できると感じます。
関内エリアと言えば横浜中華街・横浜スタジアムという「エンターテインメント」では優れたエリアですから、OMO7の誘致にしても三井不動産はいいセンスをしていると思います。
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旧横浜市旧市庁舎の行政棟は保存され、星野リゾートが運営する「OMO7横浜 by 星野リゾート」としてリゾートホテルにリノベーションされる予定です。

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すでに基礎工事が進んでいます。

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横浜でも2027年(令和9年)に横浜花博が予定されていますから、その頃の開業というのがタイミングとして素晴らしいですね!
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2022年07月09日

本格始動!「新潟駅南口西地区新潟都心地域優良建築物等整備事業」

こんばんは!(*´ω`*)
今日は日本海のゲートウェイ的な都市「新潟市」。

その代表駅「新潟駅」の南口の再開発についてお送りします。
「出典:新潟駅南口西地区優良建築物等整備事業の概要について(株式会社国際総合計画・PDF・2022年7月4日)」

7月4日、国際総合計画(NSGグループ)と日生不動産販売は合同でプレスリリースを出し、新潟市内における「都市再生特別地区」プロジェクト第一号として、また施工者が地元の大手建設会社である福田組に決まったことを明らかにしました。
【マンション棟・計画内容】
・構造:鉄骨造
・階数:地上32階
・高さ:約104メートル
・戸数:217戸
・延床面積:約2万3000平方メートル
・着手予定:令和4年(2022年)9月
・完成予定:令和7年(2025年)8月

まずは104メートルを誇るマンション棟が完成する予定です。それと同時に約500台を収容できる駐車場も完成します。
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完成予想図(出典より引用)

【駐車場棟・計画内容】
・構造:鉄骨造
・階数:地上8階
・高さ:約30メートル
・延床面積:約1万3100平方メートル
・駐車台数:517台
・着手予定:令和4年(2022年)9月
・完成予定:令和7年(2025年)8月

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配置図(出典より引用)。

オフィス棟は少し遅れて2026年(令和8年)2月の竣工を目指します。
こちらには業務機能の他、専門教育施設の誘致、産官学連携拠点となるビジネス交流の場の整備を予定しています。
NSGグループは新潟県内では専門学校を多く運営していることから、専門教育施設は同グループが主体的に運営するものとみられます。
【オフィス棟・計画内容】
・構造:鉄骨造
・階数:地上10階
・高さ:約43メートル
・延床面積:約8800平方メートル
・着手予定:令和4年(2022年)9月
・完成予定:令和7年(2026年)2月

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予定地付近。
東側にはバスターミナルの「バスタ新潟(仮称)」が整備される予定です。

プラーカ新潟、LEXNに次ぐ新潟駅南口の一大プロジェクトとして注目していきたいところです(*´ω`*)
ラベル:新潟駅 新潟市
posted by 大阪のしろきち at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | 都市開発(その他地域・海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月15日

日本生命新潟ビル

こんばんは!(*´∀`)
一昨日と今日は新潟の再開発を取り上げています。

今日は流作場五差路交差点付近に建設中の「日本生命新潟ビル」です。
通りを挟んで西側には新潟市内最大のホテルである「アパホテル&リゾート〈新潟駅前大通〉」が立地しています。
(出典:NIPPON LIFE NIIGATA BUILDING(日本生命・PDF))
【建築概要】
・名称:日本生命新潟ビル
・事業主:日本生命保険相互会社
・所在地:新潟県新潟市中央区東大通2丁目60番他
・主要用途:事務所・店舗・駐車場
・敷地面積:2,295平方メートル
・延床面積:17,658平方メートル
・階数:地上10階
・最高高さ:49.63メートル
・駐車台数:122台、荷捌用2台
・駐輪台数:30台
・竣工:2022年11月(予定)
・設計・管理:株式会社大林組一級建築士事務所
・施工:株式会社大林組

日本生命といえば全国に多数のオフィスビルを所有しています。
保険会社と不動産は切っても切れないで、その運用益で保険を維持していると言っても過言ではありません。
(他にも債券や株式へも投資しています。大株主が保険会社という企業は少なくありません)
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建設予定地。

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新潟駅へ続く大通りは多数のオフィスビルやホテルが建ち並びます。

新潟は東京からの上越新幹線で2時間程度とアクセスも良好で、BCP(事業継続計画)を考慮した上でも新築オフィスビルへのニーズがありそうです。

新潟は一度取材してみたい都市の一つですm(_ _)m
ラベル:日本生命 新潟市
posted by 大阪のしろきち at 00:00| 大阪 ☔| Comment(0) | 都市開発(その他地域・海外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする