11月2日に【「アフリカのシンガポール」ジブチに進出 or 進出予定の外資系ホテル】をお送りしました。
灼熱の国・ジブチ、そんなジブチに初の超高層ビル(日本基準)が建設されました。
その名は「Mezz Tower」です!
(出典1:Mezz Tower in Djibouti)
(出典2:Mezz Tower(EMPORIS))
位置図。
ジブチ港からほど近い場所にあります。
【建築概要】
・設計者:セルジオ・メゼディミ(Sergio Mezzedimi)
・階数:地上17階
・高さ:60.96メートル
・竣工年:2017年
青色に近いガラスカーテンウォールと思われる外観が何ともオシャレです。
ジブチ初の超高層ビルだけあって、シンボリックなものを目指したんでしょうね。
主なテナントに「在ジブチ日本国大使館」(9階)、「国連開発計画(UNDP)」(7階)、「在ジブチ欧州連合代表部」(階数不明)等が入居しています。
オフィスフロアはフルフロアで360平方メートル。これが17階分と計算すると延床面積は6120平方メートルを超える計算となります。
やはり大使館級のテナントが入るだけあり、生体認証によるセキュリティシステムや敷地入口への検問所が設けられ万全の体制です。
またジブチの灼熱の日光を遮るために外観は網状のアルミニウムで覆われ、空調設備も強化されている他、自家発電設備によって停電しないように工夫が施されています。
水も敷地内に海水淡水化プラントを設け、排水も再生プラントで処理され敷地内の灌漑に利用されています。
これを超える超高層ビルがジブチに誕生することを願いつつ、ご紹介させていただきました。

