2024年04月22日

福ビル街区建替プロジェクト(2024年4月現在)

こんばんは!(^o^)
今日からは天神ビッグバン、福岡市を代表する繁華街天神エリアの再開発も取り上げていきます。

まずは「福ビル街区建替プロジェクト」。正式名称が「ワン・フクオカ・ビルディング(ONE FUKUOKA BLDG)」に決まりましたね!
こちらは西日本鉄道の本社が入っていた福岡ビル、天神コア、天神ビブレなどの土地を集約し、開発するプロジェクトです。
【開発概要】
・事業名称:(仮称)天神一丁目11番街区開発プロジェクト
・所在地:福岡市中央区天神一丁目11番
・敷地面積:約8,600平方メートル
・延床面積:約138,000平方メートル
・階数:地上19階、塔屋1階、地下4化
・建物高さ:約96m
・設計者:日建設計
・施工者:鹿島・安藤ハザマ・松本組・西鉄建設
・外装デザイン:コーン・ペダーセン・フォックス(KOF)
・用途:商業、オフィス、ホテル、カンファレンス他

ついに2025年(令和7年)の春に晴れて開業します!
外観自体はほぼ出来上がっていました。
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どこか和風のデザインです。

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低層部には高級ブランドを中心とした店舗が入ります。
ビルの雰囲気には相応しいと言えそうです。

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天神ビジネスセンターの幾何学模様もいいもんですが、こちらの落ち着いた感じがいいですね。

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完成後は西鉄の本社もこの地に帰って来る予定です。

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福岡空港の高さ制限の影響で極端に高いビルは作れませんが、その分1フロアあたりの面積で勝負している印象です。

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渡辺通と絡めて。

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天神愛眼ビルがぽつんと佇んでいます。
こちらはイムズ跡地の再開発には加わらないようです。

明日はイムズ跡地の「仮称)天神1-7計画」を取り上げます。
ラベル:福岡ビル 天神
posted by 大阪のしろきち at 01:00| 大阪 ☁| Comment(2) | 都市開発(福岡・九州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月19日

天神明治通り地区天神2丁目南ブロック駅前東西街区の計画原案が明らかに!

こんばんは!(*´ω`*)
今日は久々に福岡の再開発ネタを取り上げます。

現在は福岡パルコや新天町商店街で賑わう「天神明治通り地区天神2丁目南ブロック駅前東西街区」が、2030年を目処に再開発されることになりあました!
その計画内容が明らかに(^o^)
(出典1:https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/117469/1/060311-juto-hokoku03.pdf(PDF・福岡市))
(出典2: 福岡市の新天町商店街「メルヘン通り」地下に通路整備計画…地下鉄天神駅などとの回遊性向上へ (2024年3月12日・読売新聞))
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東街区にあたる福岡パルコ(2019年12月撮影)。

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西街区にあたる新天町商店街(2020年2月撮影)。

外観は新しく見えますが実際は築90年にもなる箇所があり、老朽化が進んでいます。
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配置図。

天神地下街が西へ延伸、東街区南側に公園新設、そして天神と大名地区をつなぐ商店街通路も設けられ、ビルが閉館している時間でも自由に行き来できるようにします。

西街区は新天町商店街がまるまるビルとしてグレードアップして、東街区はパルコが新しくなってホテルもオフィスもって感じがしますね。
【計画概要】
西街区
・建築面積:約4,900平方メートル
・延床面積:約88,000平方メートル
・建ぺい率:約80%
・容積率:約1,350%
・建築敷地面積:約5,900平方メートル
・主要用途:店舗、事務所、文化・情報発信等

東街区
・建築面積:約7,400平方メートル
・延床面積:約138,000平方メートル
・建ぺい率:約90%
・容積率:約1,550%
・建築敷地面積:約5,900平方メートル
・主要用途:店舗、事務所、情報発信、ホテル等

東西あわせて延床面積が約22万平方メートルを超えます。
三大都市圏以外でここまでの規模の開発というのは見つけるのが難しいレベルでしょう。

外観パースの公表が待たれるところであり、天神エリアの進化はますます加速していると言っても過言ではありませんね(^^)
posted by 大阪のしろきち at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | 都市開発(福岡・九州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月02日

キャナルシティ博多イーストビル、遂に再開発へ!

こんばんは!(*^^*)
今日はキャナルシティ博多イーストビル、こちらは今年の5月で閉館することとなりましたが、3月24日に運営する福岡地所から「跡地利用」のプレスリリースが入ってきました。
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キャナルシティ博多といえば運河!(2019年12月撮影)

(出典:キャナルシティ博多イーストビル再開発の計画着手のお知らせ (福岡地所・PDF・2023年3月24日)
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キャナルシティ博多イーストビル(2019年12月撮影)。
壁面緑化が印象的なこちらのビル。主にファストファッションブランドが入っていましたが今年5月に閉館となります。

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完成予想図(出典より)。
低層部は商業施設、高層部に住宅施設が入る予定です。

今回の再開発計画では
・ハイクラス賃貸レジデンス
・サービスアパートメント
・商業施設

の3本を柱にしており、完成予想図から読み解くと地上17階程度の建築物となりそうです。
キャナルシティ博多の最高部は地上12階ですから、これよりも少し高くなるようです。

また地下鉄七隈線の櫛田神社前駅と直結予定で新幹線や航空便利用にも便利な立地です。
再開発計画の完成時期は未定で、まずは2024年(令和6年)夏に期間限定広場をオープンさせ
・スポーツ体験
・仮設店舗の出店
・ファーマーズマーケット
・セレクトされた生活雑貨やテーマ性のあるマルシェ
・キャナルシティ博多の各店舗とタイアップしたイベント

などが企画されます(^^)

この計画が実際に図面を作って、計画に移されるまではあと数年はかかるでしょう。
しかしながら伸びゆく福岡という街にとっては、こういった類の高級な住宅施設は必要であり、キャナルシティ博多が「職・住・遊」をカバーする街となるためにも、しっかりとした設計をお願いしたいものですm(_ _)m
posted by 大阪のしろきち at 00:00| 大阪 ☁| Comment(0) | 都市開発(福岡・九州) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする